WRO体験記_2 | 東進ハイスクール 茗荷谷校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2020年 6月 10日 WRO体験記_2

皆さんこんにちは、担任助手の塩川です。

前回のつづきです。まだ見てない人はぜひ読んでみてください!

WRO体験記_1

 何を作るかは決まった僕たちでしたが、ここにいるほとんどがロボットづくりの素人でした。そのため、作業は全く進まず、ほとんど何もしないまま夏休みへ突入することに、、、

 さすがにここまでくると焦りはじめ、本格的な作業をはじめました。まずは土台となる衣装ケースと土を買いに学校の近くにあるホームセンターへ向かいました。友だちと二人で衣装ケース2個と土(確か5kgくらいだったかな)を炎天下の中運ぶのはとてつもなく辛かったです。そもそもインドア派の人間にこんなこと頼まないで欲しい。しかも作業場5階にありましたからね。ほんと凄い疲れた。

 土台ができたら次は種まきです。当初の予定では、クレーンゲームみたいにアームを前後左右に動かして、高度を下げてから均等な間隔でまく予定でした。麦が育つ時に上にあれば邪魔にならないと考えたからです。それを実現するために、衣装ケースにつける鉄の柱を調達しました。しかしここで、柱の強度が足りなくて倒れてしまう問題が発生。結束バンドで縛るなどでなんとかなりましたが、物づくりでは強度も考えないといけないことを痛感しました。

 上に取り付ける種まきの機械はみんな大好きレゴブロックで作りました。そもそもWROという大会はどこかでレゴブロックを使うという条件があります。レゴブロックと言っても歯車やモーター、それを制御するコンピュータなど、特別なものを使います。STEMの活動でも使っていました。その機械はもうできていて(というよりはその機械から発想を得てこの案にたどり着いたのですが)あとは取り付けるだけというところでまたもや問題発生。種をまくとき、なるべく地面に近い方がいいと思ったのでクレーンゲームのように機械を下降させる予定でしたが、強度の問題でうまくいきません!おい強度、またお前か。これはもう詰みです。麦の成長を妨げないようにすると結構な高さが必要で、そうすると種まきの機構が耐えられないんですね。一旦作業は中止に、ああでもないこうでもないと仲間と話し合って出た結論は、、、

降ろさずに上から種落としてもよくね?

そうです、最初から下ろす必要はなかったのです。種くんにはスカイダイビングをしてもらうことにしました。結構飛び散っちゃいますが、意外といけるんですね。こうしてなんとか種まきの機構は完成しました。次回は僕が最も力を入れた水やりについてです。

 

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