模試の復習を本当に意味あるものにするために | 東進ハイスクール 茗荷谷校 大学受験の予備校・塾|東京都

東進ハイスクール 茗荷谷校 » ブログ » 模試の復習を本当に意味あるものにするために

ブログ

2025年 5月 24日 模試の復習を本当に意味あるものにするために

茗荷谷校担任助手三年の伊藤誠道です!

 

今回は、模試の復習を本当に意味あるものにする方法についてお話しします。

6月8日(日)には、全国統一高校生テストが実施されます!

受験生にとっても低学年にとっても、自分の実力を測る貴重な機会であり、本番さながらの緊張感の中で実力を試せる絶好のチャンスです!

せっかく時間とエネルギーをかけて受ける模試であるからこそ、単なるイベントで終わらせず、学力を伸ばすための材料として最大限に活用してほしいと思っています。

 

情報は「どう受け取るか」で価値が変わる
本題に入る前に、ひとつ確認しておきたいことがあります。

それは、情報をどう受け取るかという姿勢です!

これは模試の受け方・復習の仕方とも深く関わっています。

どれだけ質の高い情報があっても、受け取り方がずれていれば、十分に活かすことはできません。

 

そこで意識してほしいのが、

理解 → 吟味 → 実行

という3つの流れです。

 

① 理解────まずは素直に受け止める
新しい方法やアドバイスを聞いたとき、ついそんなの無理、自分には合わない、と否定してしまうことはありませんか?

たとえば「英単語は1日100個覚えると良い」と聞いて、絶対ムリ、と拒否すると、その方法の良さや工夫も見えなくなってしまいます。

まずは、なるほど、そういうやり方もあるのか、と一度受け止めてみる。全体像や意図を理解しようとする姿勢が、第一歩です。

② 吟味────自分に当てはめて考える
ただ受け入れるだけでなく、これは自分にとって本当に必要か? 信頼できる内容か? という視点で冷静に考えることも重要です。

たとえば、「1日100個英単語を覚える」という話でも、

自分の生活リズムで可能か?

他の勉強とどう両立するか?

といった現実的な観点から見直してみましょう。そうすることで、表面的な理解から一歩踏み込んだ、本当の意味での使える情報に変わります。

③ 実行────実際に試してみる
どんなに理解して納得しても、行動に移さなければ意味がありません。

たとえば、「100個は無理でも40個なら挑戦できそう」と思ったら、まずやってみること。やってみることで、合うか合わないかが見えてきて、自分なりの改善もできるようになります。

この理解 → 吟味 → 実行のサイクルが、学びを“自分の力”に変える鍵なのです。

この考え方は、模試の復習にもそのまま当てはまります。

模試を受けたあと、多くの人は答え合わせをして、間違えた問題を解きなおして終わりになりがちです。

 

もちろんそれも大切ですが、それだけでは抜けていた知識や理解の確認をしているにすぎず、模試本来の価値を活かしきれません。

模試の本質的な目的は、

限られた時間の中で、自分がどのように考え、判断し、行動したかを確認することです。

 

立ち回りを再現するのが復習の第一歩
模試後にまずやってほしいのは、問題を解く中での自分の動きを具体的に思い出すことです。

たとえば、

・どの問題で時間を使いすぎたか

・どこで迷い、どう判断したか

・なぜその順番で解いたか

・焦りが出たのはどのタイミングだったか

こうした自分の判断と行動の過程を、できるだけリアルに再現してみてください。そしてこれは、必ず模試を受けた当日中に行うことをおすすめします。

時間が経つと記憶が曖昧になってしまい、本質的な振り返りができなくなるからです。

 

点数ではなく判断を振り返る
模試は、単に正解できたかどうかを見るものではありません。

本当に大切なのは、

・どんな判断をして

・どんな戦略で

・どんな順序で取り組んだか

という思考の過程です。

 

たとえば、

・英語長文の3問目で時間をかけすぎて、文法問題の時間が足りなくなった

・数学の図形問題に固執して、後半を時間切れで勘で解いた

といったように、模試中の動きを可視化していくことで、改善のヒントが得られます。

 

次の模試につなげる
最後に大事なのは、振り返りをもとに次の模試に向けた具体的な改善策を立てることです。

たとえば、

解き始める前に全体の問題量を把握する

焦ったときほど深呼吸して、一度立ち止まって状況を整理する

といった、具体的な行動指針を自分で決めることであったりです。

この一連の流れ、
理解 → 吟味 → 実行
を模試のたびに繰り返していくことで、立ち回りが洗練され、得点力が自然と高まっていきます!

 

最後に
模試は、単にできた/できなかったを確認する場であるだけなく、
どう戦ったかを分析し、どう次に活かすかを考える場です。

全国統一高校生テストは、今の自分の力を試すだけでなく、
これからの成績を伸ばしていくためのヒントを得る場でもあります。

結果に一喜一憂するのではなく、
どう考え、どう判断し、どう動いたか、そして次にどう活かすか
に目を向けてみてください!

模試を通じて確実に成長していけるよう、心から応援しています!!

 

今日の茗荷谷校の順位は

220位/1000位

 

.˚⊹⁺‧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‧⁺ ⊹˚.

明日(5月25日)も茗荷谷校の皆さん一日頑張っていきましょう!!!

開館時間:13:00

閉館時間:19:00

.˚⊹⁺‧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‧⁺ ⊹˚.

.˚⊹⁺‧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‧⁺ ⊹˚.

 

 

夏期特別招待講習
4講座無料招待受付中!