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2020年 9月 16日 指定校そんなあまくない

こんにちは、茗荷谷校の有馬です。


夏が終わり9月も中旬になりましたね。推薦勢が本番に近づいてきた、もしくは結果が出た人もいるでしょう。
私の学校でも指定校推薦をうけた人は目立っていました。学校の代表ですから。また、一般受験勢は指定校推薦勢を毛嫌いする人も少なくなかったです。私が受験生だったのは2年前ですから今の学校の状況がどうなっているか分かりませんが、たいして変わっていないのではないかと思います。実際、去年も指定校推薦のことで悩んでいた生徒がいました。


ではなぜ毛嫌いするのでしょう?
受験という勝負から降りて高校という小さい領域で楽をしているから、私の同級生が言っていたことです。
ただ果たして本当にそうでしょうか。
実は今日、付属の大学に推薦でいこうと目指していた高校1年生と3年生の2人と話しました。
1年生は簡単な話、受験勉強をしなくていいからと言う理由でした。上記の一般受験勢が毛嫌いしている一番の理由でした。3年生の方は試験1ヶ月前ということでやれることはやりきろうと必死です。共通テストの過去問にくわえ、推薦試験の過去問もやり、受講に高マスにと一般受験と変わらないだけの勉強量をこなしています。


ここには簡単なからくりがあります。
指定校推薦勢が大学に行って思うように結果が出せないと言われるのは当たり前で、指定校推薦は学校の成績が主に評価されます。しかし、学校の試験は基本的に1ヶ月半から2ヶ月くらいの周期で行われます。つまり短いスパンでの復習、反復は得意です。が、大学では半期が14,15週間ほどあります。つまり3ヶ月半、長いですね。一般受験勢からしたらこの程度、と思いますが。3年間の内容が範囲なので。期間を考えると難しくてなれないのは明らかですね。
ただ、出来る人もいますよね。そういう人はどうなるか、一般受験勢と同じように出来るので、たいして目立ちません。


なので、出来ない人だけ目立って指定校推薦は受験勉強をしなくていいから楽、という印象がついてしまいます。そんなことはないのに…

出来る側にたつためには結局一般受験勢と同じことをしなくてはいけません。指定校推薦目指すならそのご覚悟を!

 

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