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2022年 12月 11日 同日模試の意味
こんにちは。今年度最後の共通テスト模試を運営しつつ、休憩にこのブログを書いています。三浦です。
高校2.3年が会場にいますが、受験生はかなり緊張感を持って受験し、低学年も新年度へ上がった影響か、休み時間に一生懸命に勉強している姿が見れて嬉しかったです。
今回は模試会場で書いていることもあり、同日模試の話をしていけたらと思います。
Q同日模試の目標点は各科目何点ですか。
唐突の質問ですが、思い浮かばなかった低学年の生徒はかなり危機感を持たないといけない質問です。
以前のブログでも書いたかもしれませんが、模試というのは模試に向けた準備とその上で模試の結果から反省し次の模試に向けて勉強計画を立てるためにあります。
まして本物の問題を使った同日模試。目標点数の一つもなしに受験するのはただの時間の無駄です。
次に、
Qなぜその目標点にしましたか。
これが一つ目の質面の100倍大切な質問です。
担任助手とそう決めたから。合格者平均点を調べたらそう出てきたから。
そんな浅い考えでは目標点数は何の意味も持ちません。
自分で考えて決めた目標点数であるからこそ、達成した時に達成感があり、達成できなかった時に悔しいと思えるのだと思います。
そこでこのブログでは目標点数の立て方を紹介したいと思います。
1:自分の科目別学力を把握する。
〜さんが何点で合格したからとかは何の意味も持ちません。
自分の得意科目ではその〜さんより高い点数を見込めるのに、人の意見に耳を貸しすぎるとその可能性を摘んでしまうことになります。
自分の得手不得手を認識した上で成長を予測し目標点数を立てましょう。
2:志望校の配点を把握する。
1で自分の学力を把握したからといって、そのままがむしゃらに勉強をすればいいわけではありません。
苦手科目の配点が低ければそこまで優先順位が低いかもしれませんが、
得意科目の勉強のみで合格点に達するのか、共通テストと2次試験の配点を気にしなが勉強していく必要があります。
特に、2次試験で配点が高い部分は共通テストの完成を早期にする必要があったり、周りの志望校が異なるライバルとは学習進捗が変わってくることにも注意しなければいけません。
3:自分のカリキュラムを把握する。
同日で数学の目標点が6割になったとします。ただ、志望校の配点的に本番9割は取りたいとなった場合、
それが実現可能なのかカリキュラムを考えつつ判断していく必要があります。
夏秋まで部活があって勉強時間がその科目に割けない。他の科目の勉強が多くなるので現実的に厳しい。
そんな場合はそもそもの勉強量を増やしてでもカリキュラムを前倒しする必要があります。
せっかく頑張る受験ですから合格したいですよね。
現実的に合格できるのか、机上の空論になっていないか、ちゃんとげんじつと向き合うことは普段の勉強の量や質を支えてくれる大事な観点になるので是非考えてみてください。
実際、この勉強量と成績では合格しないだろうな。という生徒が不合格になるケースは少なくありません。逆転合格は滅多に起きません。
堅実に一年後二年後合格を掴み取るためにも目標点数から逆算して普段の身の振り方を考えてみる。
やってみると意外と精神的に負荷がかかって楽しいですよ!!
それでは同日模試で皆さんが各々考えた目標で自己ベストを更新することを楽しみにしています。
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