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2020年 6月 8日 なかなかなブログ③ 

6月4日、夜空に「きぼう」が見えるでしょう。朝のニュースでいつものキャスターが言っていた。1日にも見えていたらしい。しかしなんと両日とも僕は東進のバイトが入っていたのでした。僕に「きぼう」は見れないのか・・・。そんな時、担当生徒が言いました。

「先生は僕たちに希望を見せてくれているではないですか!」

 

・・・。

こんなことを想像しながら毎日頑張っています。

はい、ということで今日のお題も前回の続きで 「映画や演劇、小説など多種多様な形で表現される「物語」がこの世に存在する理由は何なのか③(最終回)」です。

ついにラストです。ここまできましたか。3回にわたって自分の意見を語ってきましたがこれで一区切りと思っても、ああそうですかとしか思わない自分がいました(ただ本気では書いてますよ笑)。もっと感情豊かになりたいものです。

 

「物語」がこの世に存在する理由は何なのか? 長年愛される芸人の秘密に迫ることで物語がこの世に存在する理由が見えるという所までお話ししました。今回は言わずと知れた漫才コンビ「ナイツ」でこれを説明していこうと思います。

彼らは2008年にM1の決勝に進み3位に入ってから今まで10年以上トップの漫才師であり続けています。彼らが得意とするのは俗にYhooo漫才と呼ばれる言い間違いを軸としながら怒涛の勢いでボケをかます形のものです。今でもナイツはテレビでこのネタをよくやります。

ここで一つの疑問が生じます。なぜ飽きられないのか。

前回お話ししたように同じネタをやり続けるとどんなに面白いネタでも「飽き」が必ず来ます。ですがナイツは10年もの間生き続けているどころかトップを走り続けています。 なぜなのでしょうか。

結論から言いましょう。小さくも多くの「変化」を彼らは意図的に作っているからです。

10年前のM1の映像と今のテレビの漫才を見ると違いは明らかです。テンポだったり言葉のセンスだったり旬な時事ネタを入れてみたりなど細かい点ですが毎回毎回違います。これは彼らの本業が劇場であり、劇場ではその場の客に合わせて漫才を変えることが求められる、そういう空間の中で毎日何年も仕事をしているからこその芸当だと思います。 だから客は彼らの変化を無意識のうちに感じ、心もそれに合わせて「変化」し、改めて面白いと感じる。こういう構造が出来上がっているのです。

 

ここで本題に戻ります。今まで見てもらったように良い「物語」は人に変化を起こすことができます。簡単に言うとこれが僕の考える「物語」が存在する意味です。良い「物語」に人を変える力があるのならば物語はさまざまな形で今後も活用していけることでしょう。

ということで最後は少し駆け足になったような気がしますがざっとこんな感じです。 初回のブログで「国語の力が伸びるかも?」と言いましたがどうだったでしょうか笑。 まあ皆さんのお茶を濁せるぐらいに話になってたら幸いです。 ではまた会うその日まで。ありがとうございました。

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