【共テR90点以上は読まないでください】R攻略法 | 東進ハイスクール 茗荷谷校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2021年 12月 30日 【共テR90点以上は読まないでください】R攻略法

こんにちは

たなかです!

突然ですが年末年始が明け、冬休みが終わると待っているものはなんでしょうか

そうなんです
1/15.1/16には、共通テスト本番があります

受験生特に、共通テストが重要になる生徒にとっては、刻々と近づいていく本番に緊張が走ることと思います

高校2年生以下の生徒にも同じ日に同じ問題を解いてもらいます!

そして今日は共通テストの英語(リーディング)の話しをしたいと思います!

自分は12月12日の共通テスト本番レベル模試の際に、模試監督をやってました!

その時こっそりとリーディングの問題を解いていて感じたことが何点かあるので、みんなに伝えられたらと思います!

①時間制限は厳しい!けど間に合う!(間に合わせる!)

僕は
大問1→大問2→大問3→大問4→大問5→大問6
の順番で解きました。
時間制限が厳しいことはわかっていたので

・長文を読むスピードはなるべく速く
・効率良く問題解くために説問と選択肢を予め頭に入れてから本文を読み始める
・要約関係の資料がある場合は事前にしっかり読んでから本文を読み始める

以上の3点を意識して問題を解きました。

ところがどっこい
大問2くらいに入ったところで…

問題が生じます。

長文読むスピード意識しすぎて、内容が全然入ってこない。

結果として同じ文章を2回3回読むことに。戻り読みを繰り返してしまう。

次に一部(答えに該当しそうな箇所)は読むスピードを少しゆっくりにしてみる。
そうすると案外さっくりと素早く問題を解くことができたりもしました。

結果として10分くらい余って全ての問題を解き終わることができました。

時間が余ることを衝撃に思う方もいるかもしれないですが、回数を重ねるごとに、またコツを掴むごとに時間はいくらでも短縮できるはずですよ!
自分の場合は短縮すればするほど、正答率も落ちる傾向にありますが笑

※ヒント※
全部をゆっくり読むことはおすすめできない。
あくまでも答えに該当しそうな箇所を丁寧に読むことが大事。

ではどうやったら答えに該当しそうな箇所を見つけられるのか。

②スキャニングってなんだろう?

先程、時間を短縮するためのポイントを説明してきました。
1)答えに該当しそうな箇所は丁寧に読む
2)設問や選択肢、資料にも事前にしっかり目を通す

多分この2つを徹底できれば、時間内に終わるはずです!正答率はわかりませんが。

でもこの2つを実際に行うことは簡単ではないですよね。特に(1)ってどうやればいいのか。

自分も英語のプロではないので、あくまでも個人的な経験に基づいた説明になりますが

ステップ1
しっかり設問や資料に目を通して、キーワードなどを覚えておく
(たくさん覚えるのが難しい人は、1つの設問だけとかでもいいですね。徐々に慣れていきます)

ステップ2
覚えておいたキーワードや文章の流れなどから答えになりそうな部分を探しながら読んでいく。

探す作業=スキャニングとか言われるやつです。
探す作業の時は結構早い速度で文章に目を通していきます。

現代文の問題を解く時もおそらく同じような思考をしながら解きすすめていることと思います。

あ。ここ答えになりそうだなってとこが現れてから一気に集中力を上げて文章を読んでいきますよね。

実はこれは、各大学の入試問題を解く時にもめちゃめちゃ有効です。
(多分早稲田とか時間制限やばくて終わらないです笑)

ですが、共通テストのリーディングは特にキーワードだったり、回答のヒントになるものがたくさん散りばめられているんです。

例)人名、お金の単位、段落、要約資料、ファクトかオピニオンかなどなど

つまりは、ステップ1,2を通しての目の動かし方が重要になってきます

③曖昧なら最後にまわしてしまおう

100点満点をとることって本当に難しいです。
完璧にしなきゃと思って解いてると案外凡ミスするもんです。

前にも言った通り共通は時間との戦いでもあるので、1つの問いに対して迷いながら時間をかける程の余裕はありません。

一瞬でも迷ったり、分からなかったらチェックをつけて飛ばしてみましょう

案外先を読んでいると答えに遭遇できるかもしれないし、最後の見直しで見落としている箇所に気がつくかもしれないです

見直しは本当に大事です
自分にとって見直しをしないことは、あと1点でも増やしたいという精神に反する行為です。

話しを戻すと
迷うくらいなら次の問題に進みましょう

④単語力、単語量で結構カバーできる

これは邪道ですが、最終的には英語も言語なので、単語の集合体であることに変わりありません。そして、共通テストでは難単語に分類されるような物はほとんど登場しないです。その数約2%くらいです。

東進の英単語1800で十分戦えます。
上級英単語1000までやってたら無双できます。
低学年のみんな頑張ろう。
受験生で単語不安な人、1番身近な単語帳を最後に復習しましょう。

⑤どうしても点数が伸びない場合には

単語も極めたんだけど、なぜか点数が伸びない。
共通テスト型の問題もたくさん演習した。
しかし点数が安定しない。理由もわからない。

そんな人は、8割を取ることに徹するのも一つの作戦です。

おそらく
単語○
熟語○
文法○
構文○
演習○
で点数が安定しない人のほとんどは時間が原因でしょう。
時間が無限にあれば、90点以上は確実。

そんな人は、あえて全部解き切ろうとしないのも作戦です。

分からなかったものは飛ばす
or
この大問は飛ばす
or
資料問題苦手だから飛ばす

演習繰り返す中で自分の苦手部分を把握して、それに基づく戦略を練りましょう。

ただ8割(7割or6割)は絶対に死守する!
という精神のもとでの戦略です。

しかし
上にある項目で、○がついていないものが一つでもあれば真っ先に潰してくださいね。


最後に

今日のブログで自分がなぜリーディングをテーマに扱ったのかを話します。

それは、共通のリーディングが他の入試問題と比べると少し異質なもので、その異質さ故に苦しんでいる生徒に、本番で一点でも多く点数を取って欲しいからです。そして生徒によりますが、8割はなんとか死守して欲しいからです。

最初は、リーディングで悩んでいる生徒一人一人マンツーマンで指導してあげたかったのですが、そのやり方を取ると必要以上に時間がかかってしまい、みんなの貴重な勉強時間を奪いかねないからです。

どれだけみんなの力になれるかわかりませんが
もし周りに共通のリーディングで苦しんでいる生徒がいたら教えてあげて欲しいです。

受験生の直前期は、時間というものが喉から手が出る程欲しいものです。
その時間って今までなんとなく過ごしてきた、無駄か時間、自由時間だったりするわけですね。
でもそんなの今更後悔したって返ってこないし。
だったら、今からでも意識を変えて時間を切り詰めて、本番で1点でも多く点数を取るための方法を考えるのがいいんじゃないかなと。
こんなのは受験が終わってから気がつくんです。
でも気がついたころにはもう遅い。
だからこそ
後悔のない受験をしてください。
僕にとって1番の後悔になりうるのは、みんなが後悔しながら受験を終えてしまうことです。


まだまだみんななら伸びる。
みんなならできる。
僕は心からみんなを応援しているとともにみんなを信じています。
そして合格報告を楽しみに待ってます

きつい言葉もたくさん書いたし
想定の何倍も長いブログになってしまいましたがこれでブログを終わろうと思います。
気がついたら書き始めてから日が超えてしまっていましたね笑

ここまで読んでくれた人本当にありがとうございます。

たなか

 

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