校舎からのお知らせ
2013年 5月 15日 高2生 主要科目をいつまでに完成させればいいの?
お久しぶりです、橘田です 😀
昨日は繁田担任助手が高校3年生からの選択科目について記事をかいてくれました。今日は、選択科目の学習を高3からスムーズにはじめていくために今何をしておくべきか、志望校合格の瞬間からタイムトラベルしながら、考えてみようと思います 😉
ぜひ、自分の状況を思い浮かべながら一緒に考えてみてください。
タイムトラベルは、皆さんが2015年3月に合格するところから始まります。さあ、目を閉じて思い浮かべてください。。。
さあ、思い浮かべることができましたか?皆さんはいま、自分の目標を達成してこれからの大学生活にわくわくしていることでしょう。では、ここから現在にむかって時を遡ってみましょう。
2015年1月17・18日。大学入試センター試験本番です。この試験を皮切りに私立大学入試、国公立前期試験、後期試験と一気に試験が始まっていきます。
国公立受験生にとってはもちろん重要な試験ですが、私立受験者にとっても、最初の試験であり躓くと精神的に後に響く恐れがあるという意味で重要な試験です。
また、センター試験の問題は標準的な良問が多く、上位有名大・難関大の合格にはセンターレベルで8~9割得点できる力が必要だと言われています。
上の表は慶応義塾大学に合格したR.Tさんの得点です。彼女は私立志望でしたが、センター試験においても高得点を出していたことが分かります。
しかし、センター対策だけでは志望校に合格できません。綿密な過去問研究があってはじめて合格に近づくことが出来ます。では過去問演習を始める時期までタイムスリップしてみましょう。
東大志望者の、過去問演習の量と合格率との関係を調べたところ、6年分未満演習した生徒の合格率が54%であるのに対し、10年分全科目(5科目)演習した生徒の合格率は87%となりました。つまり、過去問は解けば解くほど合格率が上がるのです。
しかし、過去問をとくためには前提としてセンターレベルの問題を確実に解ける実力と、大量に演習するための時間が必要となります。
1科目解くだけで2時間、復習に4時間かかるとすると、東大の場合には6時間×10年×5科目=300時間必要となります。一日の勉強時間を平均5時間とすると、毎日演習したとしても60日間、約2ヶ月必要になります。
当然、過去問を解きながら弱点補強もしなければならないので、実際にはもっと多くの時間がかかることになります。年内に終らせることを考えると、9月からはじめるのが妥当ではないでしょうか。
となると、9月時点では難関大の過去問演習に耐えうる実力、つまりセンターで8~9割とる実力が必要になってきます。さっきのR.Tさんはどうだったのでしょうか。
8月のセンター試験本番レベル模試で見事に全体で80%近い点数を取れていますね。
彼女は高校3年生のときに何をしていたのでしょうか。では4月まで遡ってみましょう。
彼女の8月までの得点推移は以下のとおりです。
これをみると分かるのは、地理を2月から8月にかけて完成していること、英語は同日の時点で8割近く得点し、その後も安定して得点していることです。
選択科目の学習については昨日の繁田担任助手のブログを見てもらうとして、主要科目について、彼女は高3にはいってからは難関対策のみをしていました。
英語や国語は安定した得点源にすることの出来る科目である反面、成績を伸ばすためには時間がかかります。彼女の場合はセンター1年前の同日体験受験を目標に英国の勉強を進めていたため、高3に入ってから地理の勉強にスムーズに移行することが出来たといえます。このことが、理想的なスケジュールで志望校に合格する大きな要因になったといえます。
R.Tさんの場合は私立文系ですが、これは国公立、理系の人でも同じだと思います。
高2の皆さんにとっての2014年センター試験は、その後のスケジュールを左右する重要なイベントです。
主要科目(英数国)については、ここで80%~90%をもぎ取ることが必要になるはずです。
ちなみに、東大合格者の1年前のセンター試験英語の得点は170点、早慶の場合は140~160点、青山・明治等上位私大の場合は110~130点です。今の自分と照らし合わせて、どうすれば到達できるか、計画を立ててのこり8ヶ月をすごしていきましょう!!
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