本紹介 ~其の二~ | 東進ハイスクール茗荷谷校|東京都

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2013年 4月 15日 本紹介 ~其の二~

こんばんは、橘田です 😀

皆さん、昨日の宇野先生の怒りの投稿はもう見ましたか?

少しでも心揺さぶられた、というならば今週の土日から自分を変えていきましょう。

さて、今日は第2回の本紹介として、世界史選択者の人にオススメの2冊を紹介します。

一冊目がコチラ↓

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

 

川北稔 著 『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書)

砂糖っておいしいですよねぇ。

ぼくもついついなめちゃいますねえ 😆

今では、砂糖ときくと、「ダイエットの敵」「不要物」といった印象が強いですよね。慢性的に栄養不足だった昔、砂糖は「万能薬」として処方される高級品だったということを知っていますか?

あの甘くて純白な砂糖は、大航海時代にインドからヨーロッパに伝えられました。砂糖はそれまで蜂蜜などから甘みを取っていたヨーロッパ人の舌をとりこにしてしまいます。

そしてこの、「誰にも好まれる砂糖」(こうしたものを世界商品といいます)が世界史を大きく動かしていきます。

三角貿易、大航海時代、プランテーション、奴隷制度、産業革命

―こうした教科書に出てくる有名な用語が相互につながって一つの物語となっていきます。

著者の川北稔氏は、大阪大学名誉教授で、今受験を問わず話題になっている「近代世界システム論」の日本での第一人者です。近代史の歴史観をつかむのに有効な一冊、ぜひ読んでみてください。

続いて2冊目はコチラ↓

国民国家とナショナリズム (世界史リブレット)

国民国家とナショナリズム (世界史リブレット)

谷川稔 著 『国民国家とナショナリズム(世界史リブレット)』(山川出版社)

山川出版社の世界史リブレットから一冊。

普段、皆さんは日本で生活する中で、「日本人」ということをことさらに意識はしませんよね。でも、ワールドカップ、オリンピックのときに、日本コールを送ってしまうのはなぜでしょうか?

私たちが日本人だからでしょうか? 

では日本人ってどういう人をさすんでしょうか?

―ここで、ナショナリズムという言葉が出てきます。

皆さんは「日本人」「フランス人」「ドイツ人」というような概念は近代のヨーロッパで芽生える比較的新しいものだと知っていましたか?

このナショナリズムについて、歴史的に考えていくのがこの本の内容です。本屋で実際見てもらえれば分かりますが、「世界史リブレット」シリーズは基本的にみな本が薄く、読みやすい

かといって中身も薄いのかといえば、そうではない。世界史の一つのテーマについて深く掘り下げていくので、歴史の面白さに触れるきっかけとして有効な一冊といえます。

書店にいけば様々なテーマがあるので、興味のある分野を一冊とってみてはどうでしょうか?