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2013年 4月 19日 本紹介 ~其の三~
こんばんは、橘田です 😀
自分の教養と世界史力を養うため、I.ウォーラーステインの『近代世界システム』を読み始めたんですが、あまりの難解さに一日でたった30ページしか進まない…
読了したらまた紹介しようかなと思いますが、ちょっと高校生にはきついかも…笑
さて、今日は本紹介第3回として、数学に関する本を2冊ほど。いずれも数学屋さんの理系の皆様には簡単すぎるかもしれませんが、特に数学嫌いや高校1年生に読んでもらいたい本です。
では早速いってみよー^^
ハンス・マグヌス エンツェンスベルガー 著『数の悪魔ー算数・数学が楽しくなる12夜』(晶文社)
まずは有名なこの本から。え、知らないって?
この本は、数学嫌いの少年ロバートの夢枕に、数の悪魔が現れ、毎晩数に関する冒険に出かけるうち、数学嫌い克服していくという物語です。
このブログを読んでいる皆さんにも、数学が苦手な人は多くいるのではないでしょうか。
素数と無理数、フィボナッチ数、パスカルの三角形、、、こうした題材が、身近な話題で解説されていく様はまさに悪魔の業としか思えません。数学に興味がないという皆さん、一読の価値はありますよ!
つづいては、コチラ↓
遠山啓 著 『関数を考える』(岩波現代文庫)
はい、これも名著ですよねえ。え、「聞いたことすらないぞ!!」って?
関数とはなにか。
数学では、色々な関数が出てきます。
一次関数、二次関数、三角関数、指数関数、対数関数、、、、
この本では、関数とは何かについて、疑問をもった2人の中学生が、ちょっぴり変わった数学者から教わる物語。
なかなか分かりやすく論が展開されていくので、面白く、関数についての理解が深まること間違いなしです。
ただ、この本はちょっと内容が難しいので(中学生のくせに主人公数学出来すぎ笑)、数学が多少得意な人にオススメです。
さて、次は何の科目がいいかしら。
このブログ読んでる茗荷谷校生、なにか希望があればぜひ橘田まで!!