天才っているの? | 東進ハイスクール 茗荷谷校 大学受験の予備校・塾|東京都 東進ハイスクール茗荷谷校|東京都

ブログ

2021年 9月 23日 天才っているの?

みなさんこんにちは〜!

担任助手の一木です。

みなさんは「リーガル・ハイ」というドラマをご存知ですか?
堺雅人が主演の弁護士ドラマです。
非常に面白いし、新垣結衣がかわいいので気になった方は是非見ることをお勧めします。
私はリアルタイムは見ていませんでしたが、ふとしたことでハマって、DVDをレンタルして全部見ました。
見た直後は本当に弁護士に憧れました。単純です。
でもこういう単純なことがきっかけで夢とか進路に繋がったりするので、こういう出会いも大切にしていって欲しいです。

 

話がそれましたが、「リーガル・ハイ」は、堺雅人演じる悪徳弁護士が、普通の価値観では有罪となる事例を、さわやかな弁舌でひっくり返す痛快なドラマです。
見ていると、彼の言葉に感心すると同時に、新たな価値観を与えられるのです。
「リーガル・ハイ」には名言や名シーンが多いですが、先日そのうちの一つのシーンを見る機会があり、大きく心動かされました。
天才と呼ばれている、世界的なアニメ監督が、彼のパワハラと過労で絵が描けなくなったスタッフに、慰謝料を請求される、という話です。
お話も終盤に差し掛かり、監督はスタッフの才能を認めており、その才能を伸ばすためにあえて厳しい言葉をかけていた、という流れで、決着がつきそうになりました。
ここで監督が発言を求められます。

監督は言いました。


「スタッフに才能があると思ったことは一度もない」


さらに、

「自分も天才などではない。才能とは、自分で必死になって掘り起こすものだ。
俺はただ、必死になって努力して、階段を一段一段登ってきただけだ。
それを、努力もしていない奴らは麓から見上げて、『あいつは天才だから』という。
冗談じゃない。俺だって、今も必死に努力しているんだよ」

 

そして最後にこう言います。


「俺より、時間も、体力も、感性もあるやつがなんで怠けるんだ?

だったらくれよ。無駄遣いするんだったら俺にくれ。

もっともっと創りたいものがあるんだ」

 

この言葉は、色々な解釈ができると思います。

受験生の皆さんは、過去問や模試で点が伸びず、自分の志望校が遠い存在に思えてしまうことがあるかもしれません。
この時期からA判定やB判定をとっている人を見て、到底追いつけないと絶望したことはありませんか?
また、一年長く勉強している浪人生と戦うのは厳しいと感じたことはないですか?

何度も言われていると思いますが、受験を「余裕」と思っている人はいません。
この時期に、模試で、良い判定を取っている生徒がいます。
その子と話していても、「絶対いけますよね〜」という言葉は一切聞いたことはありません。
その子も、他の多くの生徒と同じように悩み、焦り、不安を抱えています。
私も、いけるよという言葉はかけません。どうすれば受かるか、一緒に考えています。

 

私の友達に浪人した子がいます。現役時代もずっと勉強していた子でした。
浪人生になってから、予備校がとてもキツかったり、親に心ない言葉をかけられたりと、苦しんでいる様子を垣間見てきました。
そこで夏休みに、彼女の息抜きのためにも、応援のためにも、一瞬でも会って話したいと思い、その子の地元に行く計画を立てました。
その子はとても喜んでくれていましたが、2日前になって「最近精神的に辛くて、大学生に会うのがしんどいかもしれない」と連絡をくれました。
結局受験が終わった3月に会うことにしましたが、かなりショックを受けました。
一年アドバンテージがあっても、いや、逆にあるからこそ、彼女はどれほど壮絶な生活をしているのだろう、
どんなに大きなプレッシャーを感じているのだろうと、それを推し量れなかった自分が情けなかったです。

少し暗い話になってしまいましたが、受験に「余裕で受かる人」はいないと理解していただけたかなと思います。
皆あなたと同じように、それぞれ苦しんで悩んで、それに耐えているのです。
一番良くないのは、「ここに受かる人は自分とは違うすごい人なんだ」と思って、あきらめてしまうことです。
「すごい人」って、そうそういないですよ。
模試でA判定の人だって、学年一位の人だってたぶん、一個だけと決めたYouTubeの関連動画の誘惑に逆らえないこともあるし、単語帳を見ながらつい推しのことを考えてしまっているかもしれません。
朝登校の約束をしたのに日曜の朝10時半におきてプチ絶望をしちゃうことだってあるでしょう。

そんな中でもその人が「すごい人」のように見えるのは、

そんなちょっと弱い自分を鼓舞して努力を続け、一歩一歩階段を登っているからなんでしょう。

長くなりました。そして「リーガル・ハイ」からはだいぶ話がそれました。まとめます。
今日皆さんに私が伝えたかったのは

①本当にすごい人、天才のような人はほとんどいない
②そう思われている人たちも実はみんなと同じくらい苦しんで、努力しているし、その人たちはみんなと同じくらいくだらないこともしてるはず
③だからあきらめないで、ちょっとだけ気持ちを上向きにしていこう!

ということでした!

ちなみに、後半のセリフについても書きたいことがあったのですが…長くなりすぎたのでまた今度にします!
何はともあれ、本当に力がこもった、いいセリフですよね、ということだけ皆さんに共有しておきますね。

ちなみにちなみに、今読み返して思ったのですが、
私の書き方だと「リーガル・ハイ」がめちゃめちゃ深くて重い、すごいドラマのように感じられてしまうかもしれませんね!!

ただ、(見たことがある人は分かるとおり)基本はコメディーです。
結構くだらないことも議論されてます、笑 

 

そう、本当にただただすごいのではなくて、やっぱりみんな意外とくだらないんです!

 

ちなみにちなみに、このブログのタイトルを見た三木さんから「天才?俺です」とのお言葉をいただきました。

 

 

だそうです。